ミルワームはゴミムシダマシ科の幼虫で小さい芋虫のような見た目をしています。
見た目がそのまま芋虫なので苦手な方もいるとは思いますが、ジャービルやハムスター
などの小動物はとても食いついてくれます。
生きたままの生餌や乾燥したものも市販されています。
いきたミルワームはとても食いつきがよくジャービルの大好物です。
与えるメリットは大きいです。
しかしデメリットも存在するので説明します。
ミルワーム
ミルワームはゴミムシダマシ科の幼虫の総称です。
人工的な飼育がしやすいため、爬虫類・小鳥・小動物の餌として広く知られています。
穀物やその種子、ふすまやパン粉などを餌にしています。
![チョロ](https://sunanezu.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG20200117134128-scaled-e1579396941449.jpg)
ふすまとは小麦の製粉過程ででる外皮の部分です。
ジャービルなどの食生活と似ているので消化吸収の負担があまりありません。
ミルワームの栄養素
最大のメリットは動物性たんぱく質ということです。
たんぱく質は身体を作る栄養素です。
成長を助けたり健康な体を保つために大切な働きをします。
筋肉や毛髪などの材料になります。
ジャービルたちの毛並みを整う効果が期待できます。
デメリットはカルシウムとリンのバランスが悪いことです。
ミルワームだけではリンの比率が圧倒的に高くカルシウムが不足しがちになります。
リンの過剰摂取はくる病の原因になります。
![チョロ](https://sunanezu.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG20200117134128-scaled-e1579396941449.jpg)
くる病は骨が脆くなり骨折などを起こしやすくなります。
ミルワームの管理
生きているミルワームは幼虫なので成長していくと成虫になります。
家庭で飼育して繁殖することも可能ですが、市販されているカップには大量の
ミルワームが入っているのであまり繁殖の必要はないと思います。
冷蔵庫にしまっておくと活動をほとんどしなくなるので幼虫のままにしておくことが
できます。
与えすぎに注意
ジャービルはよく好んでミルワームを食べますが嗜好性が強く他の餌を
食べなくなる可能性があります。
また脂肪分の多めになっているので肥満になる可能性もあります。
基本のフードをしっかり食べていることをベースにして補助やおやつとして
与えるようにしましょう。
生きている虫が苦手な方は
乾燥タイプであれば生きている虫感が和らぐと思います。
生餌に比べると乾燥タイプは嗜好性が劣るので賞味期限等を考えて少量タイプがお勧めです。
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